中国の宇宙開発プロジェクト

中国では宇宙開発に向けての研究に力がそそがれている。2009年5月22日、月探査衛星「嫦娥」プロジェクトの総設計士で、総指揮官でもある叶培建(イエ・ペイジエン)氏は、中国の有人月面着陸計画が2025年から2030年の間に実現する可能性が高いことを明らかにした。中国新聞社が伝えている。 以下はプロジェクトの内容である。

中国の月探索プロジェクトは「周回」「着陸」「回収」の3段階に分かれている。「周回」の段階では、今年3月に打ち上げた「嫦娥1号」に続き、来年「嫦娥2号」を打ち上げ、月からの距離約100kmの軌道上を周回させ、「嫦娥3号」着陸のための月面の観測などを行う。続く「着陸」の段階では、 2013年までに「嫦娥3号」の月面着陸を実現させる。最後の「回収」の段階では、2017年までに月面でサンプルを採集し、地球へ持ち帰る計画になっている。

叶総指揮官は、上海で行われた浦東院士科学フォーラムの席上で、有人月面着陸計画について触れ、「科学者などによって議論・研究を進めている段階」とした上で、「月探索プロジェクトのデータ分析などを経て、2025年から2030年の間が有人月面着陸実現の最もふさわしいタイミングになるだろう」との見方を示した。http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=31656

米国でも2020年に打ち上げを目標に月面着陸の研究が進んでいる。中国は宇宙開発技術面での発展が目覚ましくアメリカと並ぶ勢いである。

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